【高校受験】中学三年生の息子と、県外私立高校の入試説明会に行きました

お金と仕事
記事内に広告が含まれています。

季節は10月。真夏の暑い日に初のオープンキャンパスに行った日から、あっという間に時が流れて季節が変わりました。

オープンキャンパスに行った時の記事は、こちらから。

毎日、熱中症に気をつけながら過ごしていたのは9月まで。10月に入った途端ぐっと涼しくなりました。

いや〜、早い。

受験なんてまだまだ先、なんて思って現実味を帯びていなかった時期はもう終わり。

そろそろ本番を見据えて本腰を入れなければなりません。

なんか周りも志望校が固まってきてる感じだな。

そんな中、志望の私立校で入試説明会が開催され、息子と行ってきました。

隣の県の志望高校へ、入試説明会に行きました

我が家は、息子の高校進学とともに、ここ山形から実家のある仙台へ移住する予定です。

なので、息子は県外受験をすることになります。

県外受験は大変だとよく言われます。

その一番の理由は、情報を自分で集めなければならない点だと感じています。

地元の高校に進学するのであれば、中学校でいろいろと情報を提供してくれます。

オープンスクールや学校説明会の日程、いろんな高校のパンフレットやチラシが配布されたり、先生からは生徒の成績と高校の偏差値や特徴を照らし合わせたアドバイス等もしていただけるでしょう。

ですが、県外となると先生が持っている情報も限られます。ですので最初はまずどんな高校があるか自分で調べて、自分に合いそうな高校を絞ります。

部活等で既に目標としている高校がある人は、その限りではないでしょうね。

一度決めても、よく調べてみたら、例えば大学に進学したいのにここは就職に力を入れているようだとか、場所が通学に不便そうとか、後からいろいろ新たな情報を得て迷いが出てきます。

いろんな角度から高校を調べて、自分が優先したい条件に優先順位をつけて、それでやっと決めてきた感じです。

全てが完璧に希望に合う学校って、ないんですよね。やっぱり。

自分の学力と優先したいことを照らし合わせて、なんとか志望校が固まってきた感じです。まだ今後、ギリギリになって変わることもあるかもしれないですけどね。

ただ言えるのは、家の事情等で県外受験をするなら、可能なら周りよりも早めに情報集めを始めた方が良いかも、ということです。

あともう一つ大変だと思う点は、オープンスクールや入試説明会等、場所が遠くて移動に時間がかかることです。

早朝に出発しなければならなかったり、前日から宿泊したりといった工夫が必要なんです。

今回の入試説明会も早朝に家を出ました。

場所が近ければ、もっと寝てられるのに…。冬になって雪が降り始めたら、もっと大変になるんだろうな…。

つい後ろ向きになってしまうこともありますが、そういうことを一つ一つ乗り越え、息子が無事受験を乗り越えて希望の高校に合格出来ると良いなと思います。

入試説明会では、入試についての具体的な説明がありました

夏にオープンキャンパスに来た時は、初めてだしなんとなく緊張していましたが、今回二度目の訪問ということもあり、ほとんど緊張せずにいられました。

ざっと300人くらいの中学生が来てるのかな…、と周りを見る余裕もありました。

入試説明会では、まず各学科コースの説明があり、その後入試自体の説明がありました。

過去何年かの志願者数と入学者数、この学校の入試制度について、学校に納めるお金についての説明もありました。

また高校卒業後の進学率や、主な併願先の高校など、とても興味深い有益な情報なども教えていただきました。

とてもわかりやすく説明してくださり、入試までの道筋が見えて、目標の設定がしやすくなったと思います。

1月には私立高校の推薦入試が始まります。

あっという間ですね。とても気持ちが引き締まります。

私立高校も経済的な負担が軽減され行きやすくなった時代

私立高校って、なんかお金がかかるイメージありますよね。

公立高校と比べると、確かに高いです。

まず、入学金からもう高いですよね。

では、具体的にどれくらいお金がかかるのでしょうか?

「高校に入学してからの費用はどれくらいかかるのでしょうか。文部科学省が公表している「子供の学習費調査(2021年)」によると、公立高校3年間の学習費総額は約154万円です。次に学校教育費について学年別で確認してみると、入学時に必要な制服や通学用品などを揃えなければならない高校1年生が約63万円と、最も負担の大きな学年となっていました。」

「同調査結果によると、私立高校の学習費総額は、3年間で約316万円です。つまり公立高校の2倍以上かかるということです。
次に学習費総額を学年別に見てみましょう。最も負担の大きい学年は高校1年生で、合計で約128万円。内訳を見ると、学校教育費は約102万円で、学校教育費においては他の学年より40万円前後高くなっているという結果です。」

引用:高校で必要なお金はいくら? 受験や入学も含めた費用を教えて|ベネッセ教育情報

なんと三年間で、私立高校は公立高校の2倍以上お金がかかるんですね!

正直、私の収入ではなかなか厳しい現実です。借金をして払っていかなければなりません。悲しい…。

ですが、今は高校の学費の負担を軽くしてくれる国の制度があります。

高等学校等就学支援金制度」というものです。「高校無償化」ってよく呼ばれてますね。

その制度のおかげで、学費の心配をすることなく息子の高校受験に臨むことが出来ます。

本当にありがたい制度です。こういう制度があることを知って、子供が私立高校に通うということに対して、心のハードルは低くなりました。

支給額は、国公立高校は年間11万8,800円が上限、私立高校は年間39万6,000円が上限です。この金額は高校の授業料をほぼカバー出来る金額です。「無償化」と呼ばれるのはこのためなんですね。

ですが高校無償化には、所得制限があります。

国公立の場合、年収950万円未満世帯であれば、年間で11万8800円を上限に支給され実質無償に。
私立の場合、令和2年4月に「所得要件」の見直しがなされ、年収590万円未満世帯は年間39万6,000円を上限に支援金が支給されることになりました。年収590万円~910万円未満世帯の場合は、年間11万8800円を上限に支給されます。

引用:高校無償化、わが家は対象になる?支給額は?高校無償化の要点を総まとめ|教育お役立ちマガジン

国以外にも、自治体によって独自の支援制度を設けているところもありますので、是非お住まいの自治体の支援制度を確認していただければと思います。

入試説明会のおかげで受験までの道筋が具体的にイメージ出来るように

いろんな情報を得ることが出来た入試説明会。

受験までの道のりが具体的にイメージ出来て、前向きに捉えることが出来るようになりました。

やっぱり、情報って大事ですね。

人って未知なことに対して不安を感じるじゃないですか。

私も息子の受験に対して不安が大きかったですが、だんだん不安が落ち着いてきました。

少し前に息子に県の模擬試験を受けさせて、その結果が先日返ってきたのですが、意外にも結果が悪くなくて安心した、ということもあったりしますが。(笑)

受験は息子にとって、大事な人生の通過点。

親の私が落ち着いてサポート出来るように、準備していこうと思います。

息子の高校の制服姿を想像すると、ワクワクします。

来年の春が楽しみです。

コメント

  1. ゆーけーママ より:

    説明会お疲れさまでした😌

    息子さんと一緒に受験の準備をされていますね❗
    受験=家族
    絆が感じます🎵

    寒くなるので、体調、勉強、様々なことに気を付けなくてはならないとおもいますが、息子さんと息抜きしながら受験の日を迎えてください👍️

    • tera_hibikore より:

      ゆーけーママ様
      いつも読んでいただき、ありがとうございます。
      本番の日がだんだんと近づいてきてるのを感じて、緊張してきます。
      春を楽しみにしながら乗り切りたいと思います。
      ゆーけーママさんも体に気をつけて、これから来る冬も元気に過ごしてくださいね。

タイトルとURLをコピーしました